借入金残高で経営状態を判断する
Posted in お金 on 5月 21st, 2013企業などを経営している時に、借入金残高が多い少ないといった判断をしたほうがよいこともあるかもしれません。あまりに借入残高が多すぎると、経営の見直しが必須となることもあるでしょう。その判断基準といったものは、具体的にあるものなのでしょうか。
一般に借入金残高の考え方には、いろいろあるといわれています。企業の形態などによっても一概に判断しにくいことも事実ですが、最も簡単で分かりやすい方法といわれているのは、決算書の税引き後当期純利益と減価償却費を合わせたものが、一年間の返済余力と考えるものです。
借入金の返済額は費用にはなりませんし、償却費は現金支出はありません。そのため税引き後利益と償却費の合計が、年間の借入金返済前の現金の流入額と考えられます。その現金が、返済原資とすることができる金額といってもよいでしょう。
そして、借入金額の多い少ないの判断基準としては、税引き後利益と償却費を合わせたものに返済年数をかけた金額が、借入金の上限残高というのがひとつとして上げられるでしょう。
逆に考えて判断するときに、現在の借入金の合計を税引き後利益と償却費を合わせたもので割ると、償還年数が計算上の数値としてでてきます。この償還年数があまりに長すぎると、借入金残高が多すぎると判断することができます。この償還年数が10年を超えてしまうと、借入残高が多すぎるというライン、経営に関して危険なラインと考えられるでしょう。